ウディタではその枚数は3枚か5枚を選択することができ、デフォルトのウルファールなどは3枚になっています。
この枚数をもっと増やせたら、更にリアルな表現ができるのでは?
・・・というわけで、さっそく考えてみることにしました。
そんなに手のかかる素材を用意できる人がどれだけいるかということは気にしない!
<デフォルトの歩行アニメーションパターンの仕様>
そもそもウディタにあらかじめ備わっている歩行アニメーションは一体どのようなものなのか。
まずはそれを調べました。
変数操作+で取得した現在の瞬間の主人公の表示中のパターン番号を、常時表示してみました。

ちなみに使用しているファイル名末尾は通常の「.png」です。
(これをT.pngやTX.pngにすると、また違う挙動になるそうです。公式マニュアルに説明があるのですが、読んでも意味がよくわかりませんでした。まあそれはいいとして)
画像もなんだかよくわかりませんが、キャラを歩かせながら、その瞬間瞬間表示中のパターン番号を表示しているのです。
これでいろいろ試して、いろいろなことがわかりました。
・移動速度を一番遅くしパターン数5で歩幅が1歩だと、移動したら234321012の順で表示された(多分)
・移動速度を一番遅くしパターン数5で歩幅が半歩だと、移動したら2343212の順で表示された(多分)
・移動速度を一番遅くしパターン数3で歩幅が半歩だと、移動したら1210121の順で表示された(多分)
・移動速度は通常でパターン数3で歩幅が半歩だと、移動しても1のまま変わらない場合と121の場合がある
・移動速度を変更しても、おそらく1パターン当たりの表示時間は変わらない
つまり、歩行アニメーションとは・・・。
移動開始後から移動終了するまでの間、一定間隔で画像を切り替え続ける仕組みのようです。
移動が終了すると、表示周期が終わっていなくても強制的に停止時の画像に戻るようですね。
えっ?そんなこと知ってたって?
ふだんゲームを作ってもプレイしても、ぼくはアニメーションはそれ程意識していませんでした。
自然な動きだなとか、変わった動きだとか思うことはあっても、その切替間隔がどうなっているかまではなかなか意識がいかず・・・。
頭で考えると、パターン数5なら一歩移動する間に5種類の画像が表示されるのかと思ってしまいますが、必ずしもそうではないんですね。
表示間隔がミソらしいです。
まさかこの間隔をいじったりはできないでしょうね?
と思って、念のためにシステム変数などをチェックしてみました。
「アニメーションパターン切り替えのウェイト」なんていう項目がないかと思ったのですが・・・・・どうも見当たらないようです。
いくらウディタは何でもできるとはいえ、さすがにそこまでは設定できないのかもしれませんね。
さて、デフォルトの歩行アニメーションパターンの仕様はわかりました。
ではどうしましょう?
3枚と5枚あるデフォルトに、1枚や2枚をさらに追加するのは大変そうです。
けれどもぼくには心強い味方、主人公画像のピクチャ表示コモンがあります。
あれを使えば「従来表示すべきパターン番号」を判定し、それに応じて従来と違った画像を表示することもできます。
そこでぼくは考えました。
まずデフォルトの表示切替間隔を調べます。
それを2で割ります。
移動中に表示するパターン番号それぞれに対して、前半はこの画像、後半はこの画像と設定します。
移動開始したら現在パターン表示開始後の経過時間を常に取得すれば・・・。
そう、パターン数を2倍に増やして、なめらかな表示が実現できるはず!
きっと!多分!
この記事はいったんここまでにします。
次回、デフォルトのアニメ−ションの表示切替間隔を調べたいと思います。
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