2015年08月25日

<ウディタ>文章スキップ

fairy song〜歌う革命〜が思っていたより多くの方に楽しんでもらえているようでうれしいです。
あのゲ―ムの魅力は音楽・シナリオ・デザインに尽きるのですが、システム面としては「スキップ機能があってよかった」という感想をお聞きしました。
スキップさせるコモンは公式コモン集でも見かけた気がしますが(中は確認していないのですが)、この記事では自己流で作った方法を紹介します。

まず文章スキップではないのですが、オープニングにある文章スクロールでは文章移動中でもシフトを押すといつでも次に飛べるようにしました。
これは最初に文字列ピクチャを2300フレームかけて指定座標まで移動するように設定しています。
その後に回数つきループを置き、回数は2300回に設定しています。
そしてそのループの中でまずスキップキーのキー入力を取得し、押されていたらループから出で移動中文章を消すようにし、押されていなければ1フレームウェイトするようにしました。
これで、毎フレームキー入力をを監視しつつも押されない限りは実質2300フレームウェイトするようにできました。

イベント中の文章スキップについては、通常やるように文章表示をいくつも連続でならべて、それでキーに応じてスキップさせる方法はぼくには思いつきませんでした。
なので少し手間のかかる方法をとっています。
今回のゲームのイベント部分、会話吹き出し内の表示内容は、全てデータベース内に並べて入れておきました。(そのデータベース入力する際にCSV入力の便利さを知りました)
イベントが始まったらやはり同じくループ内でキー入力を取得し、押されてたらループから出る、押されてなければ「何番目の文章を表示するか」という変数に応じた場所の文章を表示してその変数に+1する、というようにしました。
(顔グラ番号を指定する数値も同じ文章の冒頭に入れたのですがそれはまた別の話です・・・)

これらのやり方が普通なのかそうでないのか知りませんが、同じようなものを作りたいと思っている人にもしも参考になればいいと思います。

fairy song〜歌う革命〜は非暗号化での一般公開予定はありませんが、システム上の質問などありましたらメールで連絡をもらえたら対応させてもらいます。






posted by じゃ。 at 20:06| Comment(0) | 雑文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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