2021年02月10日

医療費のお知らせをもらいました

職場で医療費のお知らせをもらいました。
健康保険に入っているので、一年間にどれだけ医者にかかったかが書かれた書類です。
ぼくは3割負担なのでそれだけの現金を支払ったけど、残りは健康保険から払われたよ、という内容が載っていました。

そしてそれをわざわざ知らせてくれる目的は「健康保険に関心を持ってもらうため」だそうです。
まあぶっちゃけ「これだけ払ってあげてるんだから、健康保険料を文句言わず払ってよ」と言いたいのでしょうね。

それはちょっと恩着せがましいなーと思いました。
健康保険はこれだけあなたの役に立ちましたよって、それだけ言ってくるのは片手落ちじゃないかな。
こっちが払った保険料にも言及してくれないと。
保険加入者は別に保険制度の敵じゃないんだから、情報をフェアに伝えてほしい。

通知をくれるのなら
・被保険者が年間に支払った保険料
・保険が支払ってくれた七割の医療費
・その差額が個人にとってもしマイナスなら、それを支払うことの意義
・その差額がプラスなら、健康に生きることは遠慮しないでいい当然の権利ってことと、それを支える保険制度のすばらしさ
なんかを書いてくれたらいいです。
あ、職場も保険料を払ってくれてるのかな?そしたらその額も書いてくれてもいいけど。

ぼくもまだ老人ではなく、しっかり働いている割にはほとんど病院に行ってません。
なのでおそらく上記の差し引きはかなりマイナスになると思います。
でも、それを損しただなんてなんて思わないから!
ぼくの払った保険金は、収入の少ない老人や貧困家庭、未来の子供のために有効に使ってくれるんでしょ?
そう言ってくれたならちゃんと信じるから。
だから、こそこそしないで、こんだけとりました、そしてこんだけ出しました、って言ってほしい。
正々堂々と胸張って通知してくれたらいいんです。

七割払わずに済んだメリットばかりアピールして毎月の手取り給与を減らしている点に触れないのは、ちょっと姑息かなと思って、そんな態度だと健康保険のイメージダウンにつながるんじゃないかと思ったのでした。

posted by じゃ。 at 21:40| Comment(0) | 雑文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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