2021年05月30日

<Excel>日付を変えて一枚ずつ印刷する方法

仕事で表計算ソフトのExcel2013を使っているのですが、今日はぼくが今まで毎月繰り返してきた作業の効率化に大成功しました。その記録を残します。
ある一定形式の書類を複数枚、日付欄だけ変えて一枚ずつ印刷する方法です。

毎日一枚ずつ使う書類ってないですか?「今日の報告書」とか。日報っていうのか。
そこには必ず日付欄がありますよね。
ぼくは今まで日付は空欄にして手書きで記入していました。
一か月分30枚を書くのに、毎月5分以上かかってたかな。よく間違えたりするし。
それを簡単にできるようになりました。
最初に作るのは少しだけ手間ですが、一度作ったら毎月作業がとても簡単になります。

一日分の書類が1ページに収まっているという前提で説明しますね。
まず日付欄にしたいセルを選択して、右クリックします。
「セルの書式設定」を選びます。
「日付」を選んで種類の中から好きな表示形式を選びます。
(曜日も入れたい時などは選択肢の中にはないので「ユーザー定義」を選んで設定します。詳しくは検索!)
これで、そのセルに5/30と入力したら自動で5月30日と表示されるようになりました。

そしてそのページ全体をコピーします。
それをその下、2ページ目に貼り付けます。
行や列の幅が初期値のまま触ってないならそのまま貼るだけでいいです。

でも列も幅もいじっている場合はちょっとした工夫がいります。
コピーするときに行番号欄を一ページ分選択します。
そして貼り付けるときに「形式を選択して貼り付け」を選び「元の列幅を保持」にします。
すると行や列の幅や高さを同じにしたまま貼り付けることができます。

これで2ページ目ができました。
でも日付欄は1ページ目と同じです。
なのでこれを自動で2日目を表示するように変えます。
日付欄を選択します。
小文字で「=(イコール)」を入力し、続いて「1ページ目にある日付欄」をクリックし、続いて小文字で「+1」を入力し、Enterを押します。
そうすると自動で1ページ目の日付の次の日を表示します。

ここまでできたら今度は2ページ目をコピーして下に貼りつけます。
成功していたら3ページ目の日付欄は3日目になっているはずです。
後は必要なだけ下に貼り付けていきます。
一か月分などたくさんつなげるときは、貼り付けの終わった複数枚をコピーして貼れば早いです。
(1ページ貼った後は2ページ、次は4ページ、8ページというように)
ただその時ワークシートの一番上にある1ページ目はコピーしないようにしてください。
そこだけは日付欄の値が固定されているので。+1にしたページをコピーしてください。

毎月1回、一か月分印刷するとしたら、31ページ目まで作ってください。
1ページ目の日付欄に1日と入力しただけで、全ページ印刷することで31日分を1クリックで印刷できます。
印刷するときに何ページ目から何ページ目までするのか指定すれば、必要な日付の範囲だけ印刷ができます。
今月は何日まである月かなんて考えなくてもよくなります。
1ページ目を1日にして31枚印刷すれば、その月が30日しかない場合には、最後の一枚は自動で翌月1日になります。
入力時に年(2021とか)まで入れていれば、うるう年さえ気にしないでよくなります。

毎回一番上の日付欄だけは入力してくださいね。それ以下は全自動です。
これと同じようなやり方で、書類一枚づつ個別の通し番号なんかも簡単に印刷できるようになると思います。

作業をとても効率化できるこの方法、もっと早く気づきたかったー。
日付を毎月31枚手書きで記入している人はぜひともやってみてください!

posted by じゃ。 at 22:37| Comment(0) | 雑文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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