2021年06月08日

暗黙のルール、こわっ!って、政治家の炎上を見て思いました

日本の刑法では13歳未満の性行為が禁止されているそうです。
それについて立憲民主党が「合意のある性行為の禁止年齢引き上げ」を検討していた中で、本多平直衆議院議員が「50歳近くの自分が14歳の子と性交したら、たとえ同意があっても捕まることになる。それはおかしい」と発言して話題となり、党から厳重注意を受けたそうです。
議員の発言がネットからバッシングされたことをを受け、党が「これは党の見解でない、本田個人の考えで、問題だ」との姿勢を示したのでしょう。

すごーく違和感を感じました。
本田議員の発言を責めちゃいけないとぼくは思います。
国会議員が自分の意見を表明して個人攻撃され撤回・謝罪させられるなんて、だめです。
議論をするための議員でしょう。
多様な国民を代表する議員でしょう。
どんな少数派の主張をする議員だって、議論を実りあるものにするためには必要です。
暗黙のルールがもう決まっているのなら、議員も議会もいらないじゃないですか。
13歳以上でも性行為がダメというルールはいつの間にできていたのでしょうか。

ぼくは性行為の禁止年齢引き上げ自体には賛成です。
けれどもそう思わない人は非難されて当然という風潮は、言論を委縮させるし、勘弁してほしいなと思ってます。



…と書いてみましたが、ぼくの本音は「空気読めない人は非難されて当然という社会なんて、空気読めないぼくには困るー!」ということなのです。ほんとに。本多議員の災難が人ごとに思えない…。


posted by じゃ。 at 18:25| Comment(0) | 雑文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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