2022年01月03日

ウディタで直線を引く機能を使う

昨年末に、上司からいきなり無茶振りをされましてね。
手書きの図形を見せられて、こんなのをパソコンで作ってーって。
円や直線を組み合わせた図形です。ここでお見せできないのが残念なんですが。
そこでぼくはまず素直にペイント系のソフトを使ってみたんです。
でも使い慣れてないしどうもうまくできない。
これはもうしょうがない、やはり、ウディタの出番です。
常日頃ウディタを活用していかにペイントを使わずに済ませるかに挑戦しているぼくにとってこれは必然でした。
ウディタだと描画の座標やサイズ、色調などを全部数値でピシッと決められるからやりやすいんですよね。
もちろん手間は少しかかりますけど。

勤務中にウディタを使ったのは初めてでした。
ピクチャ表示を使って何とか求められた図形を描画し、スクリーンショットで画像ファイルにして印刷しました。
それを上司に渡すと、まあ思いのほか喜んでくれましてね。
といってもペイントを使いこなせる人ならだれでも簡単にできるものかもかもしれないけど。
でもぼくにとってはやはりウディタでなきゃできなかったことなので。
やっててよかった、ウディタ!

ところで円や直線を描くのに、ピクチャ表示の中の「お手軽ウィンドウ」の隠し機能といわれている「図形表示」を使いました。
<LINE> や <SQUARE>などと入力することで、画像素材がなくても描画できるというありがたい機能です。
この <LINE>で真横や縦に直線を引いたり、 <SQUARE>で長方形を表示させるだけなら、直感的に思い通りの配置ができるんですけども。
今回ぼくは斜めの線を引く必要があり、これが意外と手間取ったというか、訳がわからなかったです。
っていうか今でもよくわかっていないのだけれども、数値をいろいろいじっていたら目的の図形ができたので、原理はよくわかってないけどもうそれでヨシとした、というのが実情です。
なんか難しいんです、斜め線を引くのん。
(直線一本引くのにこんなに悩んでる人いないだろなって思った)
そこで、これを機にちゃんと斜め線の引き方を確認しよう!というのが今回の記事の趣旨なわけです。


ウディタ公式マニュアルのページの説明を見てみると、このようにあります。

<LINE> : 「座標」から「座標+生成サイズ」の位置に白い直線を引きます。

白いというのは明らかに誤りというかまあ余計な部分であり、正確にはRGB値の色の直線が引かれます。
で、この図形表示では角度の数値は設定できないんです。
(これができたら簡単なんだけどな)
そこで座標と生成サイズをあらわす4つの数値を入力することでどんな直線を描くかを指定するんです。
でも「座標」から「座標+生成サイズ」の位置に、っていったらその2点間に引くのかと思うけど、そうじゃないんですね。
いろいろやってみて、なんとなく言語化できてきた気がする・・・。

「座標」の点を「位置」(左上や中央とか)とする位置に置かれた、「生成サイズ」の大きさの長方形の対角線(二つあるうち「座標」を通る方)を引く

というのが適当なのかどうか。
ややこしいのは「位置」を「中央」に設定した時には、まあ当然だけどその座標は直線の端にはならない(中央になる)。
だからその場合は2点間を結ぶなんて言うシンプルな説明は成り立たない。
(ぼくが仕事で描画した時は全部この「中央」を使っていたので余計に混乱したのだと、今わかりました)
そして、「中央」を使わないにしろ、生成サイズにマイナスの値を入れると「位置」の扱いが直感とは逆になります。
例えば「位置」を「左上」にしてある「座標」に生成サイズXもYもマイナスにしたら、「座標」から左上に向かって直線が描かれます。
これって全然左上の座標が指定できてないやん、って思っちゃうんですけどね。
線の一番左上は「座標」で指定したのとは全然違うところにあるから。というか「座標」で指定した位置が直線の右下になってる。
まあマイナスという数値の定義からしたら当然なんでしょうが、とにかく直観とは違うので戸惑いがありました。
そして、そもそも直線における左上とは何か、っていう訳の分からない問題もあります。
例えば画面上に書かれた45°右上がりの直線があるとして、それに左上なんて、ないですよね。
でもその場合その直線の左下の端が「左上」で指定した位置になる。
そしてその直線の傾きをもっと強く(縦に近く)したら、その直線の左下よりも右上の方が「左上」に近いはずなんだけど、それでも左下が「左上」になっちゃう。

なんだか文字にすると屁理屈で揚げ足取りを書いてる気分になるんですが、とにかく実際やろうとすると全然訳が分からなかったのです。
理系の人なら全然すんなり理解できるのかもしれませんけどね。文系脳はどうしても日本語の意味に引っ張られてしまうのかな。
難しい。
まあ結論としては、機能で斜め線を引くとき、直感的にできなかったら試行錯誤してみてね!ということで。
結局ちゃんと説明できてない気がするけど・・・。
とにかく難しいってことです。



posted by じゃ。 at 19:27| Comment(0) | 雑文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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