今までいくつものウディタ用コモンイベントを作り、公式コモン集に公開してきました。
多くの人に利用してもらえているようでうれしい限りです。
その利用状況を反映しているかもしれないのが、各コモンに寄せられたコメント数です。
まあコメントせず利用する人も多いだろうし、コメントしても利用しない人もいるだろうけど。
そこで、公式コモン集で「じゃ。」と検索し、コメント数を見てみました。
(自分で自分のことを検索することをエゴサーチというそうですよ。)
これがその結果です。

じゃ。製作のコモン、コメント数ランキング!
第1位 鏡コモンセット
第2位 敵が追いかけてくるコモン
第3位 万能型用語辞典の改変版
第4位 キャラころりん
第5位 主人公の歩行グラ部分表示
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という結果になっています。
うーん。いろいろ思う所があるので書いていきますね。
まずは鏡コモンセット。
これは何だかぼくの代表作のようになりました。
最近では今年のウディコンで最後に提出されて話題を集めた「ほたるのひかり」でも使ってもらいました。
ツクールVXでできる鏡の表示がウディタでできないのが悔しくて当時としては頑張って作りました。
後になってソフトニシンさんが作ってくれた改良版の方が汎用性も高いと思うのですが、今でもこのシンプルな粗の多いコモンを使ってもらっているのはうれしいです。
パーティーを組む時などはソフトニシンさんのほうをどうぞ!
敵が追いかけてくるコモン。
これはある意味ちょっと中途半端化なコモンです。
ちゃんと追わせたいなら、最近作った「接近コモン」の方がおすすめかも。
追いかけの起動方法がちょっとややこしいのも難点です。
まあ説明をめんどくさがって、ReadMeが読みにくいというのもあると思うし。
導入が分からなければ遠慮せずにメールで聞いてきてください。
ただ一点接近コモンと比較して、動作が重くならないというのが大きな利点です。
ホラーゲーなどでマップの形によってはこちらで十分対応できるんでしょうね。
まあこのコメント数2位という結果は、公開期間の長さもあるかも。
もし接近コモンと同時に公開したなら、接近コモンの方が反応をもらえていたかもしれないと思います。
万能型用語辞典の改変版。
これはうちのロングセラーですね。
元の用語辞典を作ってくれたシニスレッドさんありがとうございます。
やはり自由に書きこんだり表示したりできるものがパッケージとして用意されていると便利ですよね。
上級者だと自作できるから問題ないですが、初心者だって項目表示はしたい、でも万能ウィンドウは難しい!
そんな時に助かるコモンです。
ぼく自身も、自作ゲームのうち4つくらいで使いました。
なおこのコモンも非常に不親切な部分があります。
デフォルトで「協力者情報の一覧です」とか書いてあるけど。
これの変え方や消し方は多分どこにも書いてなかったんじゃないかな。
なんて不親切なんだ・・・。
DLしたものの「協力者情報以外には使えないやん」と投げちゃった人もいそう。ごめんなさい。
表示を変えたい方、わからない方は、メールで(以下略)。
キャラころりんはですね。
特にどうといっていうことはないです・・・。
あ、名前がまぎらわしいかなと後で思ったのですが、ころりんと回転させるのじゃなくて、回転済みの画像を表示するだけのコモンです。
誤解させた方、もしいたらすいませんでした。
ちなみにこの「キャラころりん」と「敵が追いかけてくる・・」それに「おまけ解放・・」は、短時間に必死で作りました。今だから書きますが。
当時の状況は、いつまでウディタを触っていられるかわからなかったので。
残された時間で悔いのないようにがんばったら、自分でも驚くパフォーマンスが出せました。
やればできるってことだー。
主人公の歩行グラ部分表示・・・。
これがコメント数5位にランクインしているのは、まあ誤差のようなもんですね。
コメントのうち1つは自分で書いたものだし。
しかもこれ恥ずかしいことに、マップチップの通行設定でできるんですよね。
水中を歩く表現などは。
公開してだいぶ経ってから知りました。
まあ完全非表示も可能、分割位置も自由に指定可能ということで、ピクチャ表示になってしまう不便さを差し引いても使うメリットを感じてもらえたなら、ぜひ利用してください。
ではここからはランク外のコモンについて。
素材を用意すれば簡単にできるのに、ということに対してはやはり反応が薄いですね。
そりゃそうか。
描画についてやりたいことが明確にわかっている場合、素材を用意したらできるということははっきりわかるけど、得体のしれないコモンを使ってみようとはなかなか思わないですよね。
でも、自分でいうのはなんだけど(誰も言ってくれないから自分で言うけど)、主人公演出セットはもっともっと評価されるべきだと思っています。
セットにしたから演出用と勘違いされたのかな。
この中に入れてある歩行グラをピクチャ表示させる仕組みは非常に可能性を持っています。
鏡コモンもこれの応用だし、またこれをつかえば歩行アニメの枚数を変えることもできます。
確かに改造できない人には使いにくいと思いますが、ぜひいろいろ使ってほしいです。
いや、まああまり使ってもらえないのはまあそうだろうと思うんですけどランキング最下位はちょっとさみしいかなって。自分の中の最高到達点と思っているので。
そんなわけで、これからもよろしくー!
ラベル:コモン